不織布の使用素材や製法・目的などで、引裂強度・破裂強度・摩擦強度などが異なります。

生活雑貨用に利用されている袋は、目的により柔らかさを強調したり､硬さを強調した袋が有ります。
例えばCD-ROM用の袋やハンドバッグ用の包装に利用されている袋は、大変薄くて柔らかい不織布が使われていますが、商品を出し入れする分には、殆ど破れることはありません。
数百回から数千回利用できます。それらの袋は、商品の保護・カビの発生を防ぐ・高級感や商品のイメージアップなどの目的で利用されています。また、殆どが水に浸けても破れる事はありませんし、腐る事もありませんので、長期にわたり利用できます。

衣類やハンドバッグなどの包装には㎡あたり２０ｇから４０ｇくらいの不織布が使われています。手提げバッグやテーラーバッグには㎡あたり７０ｇから１００ｇの物が使われています。

不織布製の袋は、紙製の物に比べて大変丈夫で長持ちします。長く使用できる事によってゴミの削減につながり、環境にも優しい製品といえます。